腐った林檎さんの感想・レビュー

アキハバラフォーリンラブ (花音コミックス)

著者 : 嘉島ちあき

• 芳文社 (2014年2月28日発売)

嘉島さん２冊目のコミックス。 うーん、どうも設定が好みじゃなかった…。
オタク文化やフィギュアなどに興味がないことと、ニートな歩の現実味のない収入源など、冷めた目でみちゃったのが敗因だと思うけど、アキバ系の話でもそこに情熱があれば面白い気がする。しかしなんか設定だけで話が進行してるような印象で、長谷川が子供の頃オタクの仲間に入れられてたエピソードとかも活きてないし、特に理由も努力もなくニートでいる歩に全く魅力を感じない。
唯一、最後のエロが意外とじっくり描かれていて良かったかな～、という感想。歩の弟が『同人誌描いてる腐男子』というのも話だけで、ただの忙しいリーマンにしか見えないのが勿体なかったなぁ。

初コミックスがインパクト強すぎたせいか、収録作も普通に感じてしまった。キュンとするＢＬ作品なのかも知れないけど、私が嘉島さんに違うモノを求めてしまったのが敗因だと思う(泣)

感想投稿日 : 2014年3月6日

読了日 : 2014年3月6日

本棚登録日 : 2013年12月20日