1980年代、ソ連時代の取材旅行という意味では、一種の歴史的なものになる。
二百年前の冒険者たちの軌跡を追うという旅は、変わらぬ自然の威力をまざまざと感じさせる。
極寒の地の人々の生活ぶりは、驚異としかいいようがない。
「こういうところにも、人々の生活があるのだ」と、感嘆する。
シーナの文章が冴える。
真剣さが、とてつもなくおかしかったり、「信じられな~い!」という状況を絶妙な表現で伝えてくれる。
笑ったり、「う~ん」と唸ってしまったり、とにかく、面白い!!
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- 感想投稿日 : 2010年11月9日
- 読了日 : 2010年5月22日
- 本棚登録日 : 2010年11月9日
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