悲しいラストだった。
感情表現が乏しくて少し冷たい印象があった祐一の印象がだんだん変わってきて、最後には一番の被害者なんじゃないかとさえ思ってしまうほどだった。
色んな立場の人たちの心情がよく伝わってきて、読み終わった時の感情の洪水が凄かった。
祐一と佳乃の、幼い頃のほのぼのとした出会いのシーンと殺人に至るまでのギャップもなんとも言えない気持ちになった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年9月5日
- 読了日 : 2023年9月5日
- 本棚登録日 : 2022年9月10日
みんなの感想をみる