数字に強くなることは、あらゆる場面で活用できると思い本書を購入。感情論ではなく、数字を根拠にして感情をという流れが印象的であった。社会人は是非読んだ方が良い本だと感じた。
以下読書メモ
・目標を設定するときは数値を提示する。実行後の目標値と結果の値を検証することが必要→定量的(数字にする)分析から定性的(数字ではない言葉・文字にする)な意見を
・問題とは「目標と現実とのあいだにあるギャップ」
→目標は数値で表さないと、達成できたかどうかが検証できない
・社会に転がっている数字。それを鵜呑みにしない。
→大きな数字を細かく分けて考える(ブレイクダウン)
・フロー収入→一時的に儲かるが安定しない(マンションの売却)
・ストック収入→資金の回収には時間がかかる。しかし、長期的にみて経営が安定
・イシューツリー→問題把握のための手法(利益が頂点になる)
・統計データを疑う
→前提・母数・累計・期間・回答者にバイアスがかかっていないかどうか。
・アンカリング
→最初に提示された情報に意識が引っ張られる
〇数字の法則を活用することで「あたり」をつけやすくなる
①メラビアンの法則
→感情や表情に矛盾したメッセージがあった場合どのように受け止めるか
言語情報・聴覚情報・視覚情報 7:38:55
②パレートの法則
→20:80 会社の利益は2割の従業員が生み出している
→仕事の8割は無駄?「ぼんやりする時間」が必要。将来について考える時間を設けること
→読書・会議資料など 内容に対する理解度は時間に正比例するとは限らない
→読書であれば、目次をみて気になる部分だけ
③ランチェスターの法則
→26.1% のシェアをまず目標にする。(小規模でも)
④ハインリッヒの法則
→1・29・300(1つの重大な事故には29の軽微な事故・300のヒヤリハットが存在する)
⑤1:5の法則 5:25の法則
⑥1:3:5の法則
・サンクコスト(埋没原価)→将来の価値に影響しない過去のコスト
→これを将来の意思決定の判断材料にしてはダメ。
→つなまらい映画の話 1900円払ったのだから最後まで・・・元をとる。
→1900の無駄だけでなく、最初に見ていた時間無駄に(サンクコスト)
→豊洲市場の問題も同じこと
・機会損失→利益を得るチャンスがあるのに、何もしないことにより生じる損失
→ものを買うとき悩む・買わない→機会損失
→買った後にあっちのほうがよかったかも・・・考えても仕方ない。今あるものを最大限に生かすことを考える。
- 感想投稿日 : 2022年8月12日
- 読了日 : 2022年7月20日
- 本棚登録日 : 2022年6月25日
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