首の姫と首なし騎士 いわくつきの訪問者 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年12月28日発売)
3.94
  • (32)
  • (71)
  • (39)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 341
感想 : 45
4

本の帯に書いてあったように「ミステリ風王宮物語」な話です。1巻で次の王位継承者を選ぶ役目を担うことになったシャーロット。けれど、どのように王を選べばいいのか検討もつかない。その上、現在、国は国王不在の緊急時。政務も滞り、兄王子もシャーロットも大忙し。そんな中、シャーロットに暗殺の手が忍び寄る……そんな始まりかたです。
「首の姫と首なし騎士」という結構すごいタイトル(笑)のこの話。文章はすごく読みやすく、続きが気になる書き方をしています。あと、キャラクターがかなり個性的。首なし騎士は何を考えているのかよく分からんし(なのにやけに印象的ww)、シャーロットは守られてるだけのお姫様じゃなく、きちんと信念を持って頑張るいい子だし(思ってることはダダもれだけどww)、兄王子レイフォードは美形でできる男(だけど、重度のシスコんww)。他にも個性的なキャラクターがいっぱい登場します。
3巻も楽しみ♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビーンズ文庫
感想投稿日 : 2012年6月4日
読了日 : 2012年6月4日
本棚登録日 : 2012年5月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする