レ・ミゼラブル (下) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2013年1月25日発売)
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本棚登録 : 60
感想 : 6
5

長いこと読みたいと思っていたが、長い物語のために手を付けていなかった。
映画を観る機会はあり、映画が大変面白かったため、その次の日には本を購入していた。
あまりにも面白いので、仕事中でも続きが気になるほど。
一週間ほどで上下巻読破していた。私の中ではとても早い読了である。
コゼットが嫁ぐ前後の展開はしゃくりあげながら読んだ。私が結婚のために家を出た時期に読んだため、ぐっときてしまう。
今はきらびやかな都のイメージのあるパリだが、もともとは不潔な街のようだ。病気が流行ったことが頷ける。

本書は原作の内容を削っていたということに読了後に気付いた。次は完訳版を読破したい。
『モンテクリスト伯』は中だるみしながらも完訳版を読破したが、読了後の爽快感は格別であった。『レ・ミゼラブル』でもまたこの気持ちを味わいたい。

私は『レ・ミゼラブル』という題名より、『ああ無情』のほうがピンとくる。
『レ・ミゼラブル』のほうが一般的になったのは最近のことなのだろうかとぼんやりと思った。銀の燭台の件は道徳の教科書で読み、面白いと感じたことを覚えている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年12月11日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年12月9日

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