2010年10月11日
どこまでも続くきび色の砂原、静かに過ぎ行く日々。 静かな気持ちになりたい時に手に取る本です。 謎は謎のまま物語は終わりますが、私たちは彼らの生活をほんのいっとき垣間見ただけ。 真実に向かって手に汗を握る展開になるわけでもない、ただ謎が増えていく物語ですが、何がこんなに気持ちを穏やかにしてくれるのか、何度読んでも解らない不思議な作品です。
2011年6月20日
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