時に応じてことをなせ: 二宮尊徳の肯定思考

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  • 家の光協会 (1994年1月1日発売)
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二宮尊徳って誰!?・・・そんなことを父に聞いた私は、とってもばかにされた。でも、今回この本を読んで、二宮尊徳とはどんな人なのかがわかったので、まあいいとしてもらおう。  私は今回この本を読んで、二宮尊徳がいかにすばらしい人なのかがわかった。たとえば思想家の孔子は、自分の考えを人に伝えているだけだが、この二宮さんは、考え方だけでなくその自分の考えに伴った行動があり、すばらしいと思う。他人を思いやる心、勉強がとても好きで努力家なところ、目先のことよりも将来のことを考えているところにとても惹かれた。また、要領のよさも感嘆する。たとえば、勉強する時間とお金のなかった少年時代は、仕事の合間のほんの少しの時間を有効に活用していた点。私も要領世億やりたいことがあっても、すぐに疲れてしまい、達成できたためしがない。また、相手を思いやるということは、まずは相手を理解して、その考えに「一理ある」を言って自分なりの考えを導いている点も驚いた。私の場合、相手の考えに頭から否定したりすることも少なくない。こんな人が昔はいたんだ〜と、とても感心した。 ・・でも、ちょっとできすぎじゃない!?本当にこんな人がいたのかな〜?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 知識
感想投稿日 : 2006年3月1日
読了日 : 2006年3月1日
本棚登録日 : 2006年3月1日

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