意外と日本では知られていない南方熊楠。
大学を中退し、イギリスにりゅうがくしつつも学歴はない。
でも、ひたすら勉強し続け、何百もの論文を書き、
ネイチャーに投降した数も50以上。
昔と比べ、今は学問も高度になったので、新たな発見をすることは困難とはいえ、尋常ではないこの研究量。
しかも後年は論文を書くい時間も惜しいといい、雑誌に投稿もせず、ひたすら調査、研究の日々。
研究分野も粘菌から民俗学まで多岐にわたる。
南方熊楠が特にこれといった仕事をせず。一生にわたって勉強のみをしてこれたのは、裕福だった親、弟、それから助けてくれる友人たちがいたおかげ。
現代の人間関係の希薄になった日本では、いったいこのような生活がででるのだろうか。
東北自身の時「絆」という言葉が流行語になったけど、このような人間関係を築けることはまれだと思う。
減殺の若者、学生も人間関係が希薄になり、新し精神病が問題になっている。。
最近私は江戸後期から明治初期にあたる日本の高度経済成長期に活躍した人たちの話がとても魅力的に感じられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
知識
- 感想投稿日 : 2012年5月27日
- 読了日 : 2012年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
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