なんだろう…外側で起こっている出来事はわかる。主人公も自分で語っている。けれども、主人公が見えない、つかめない。そんな感覚でした。そのため、「魔王」を読んでいる途中で戦線離脱してしまいました。
読みきったけれども「重力ピエロ」のときも、途中まで似たような感覚がありました。
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思うに、淡々とした語り口はおなじでも、おもしろいと感じるかそうでないかの差は、そこにユーモアを感じるか否かなのかもしれません。
シリアスな中にもくすっと笑えたり、一瞬でもほっとするような出来事が絶妙なバランスであったり…そうしたところに、気持ちが動くのだと思います。
…っていや、「魔王」でもそういう場面は前半、あったんですけどね…うーん、、、全然説明になってなーい!!
つまりわたしは「魔王」よりは「重力ピエロ」、「重力ピエロ」よりは断然「AX」の方が好きなタイプということです。
(これで勘弁してください(苦笑))
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年10月3日
- 読了日 : 2021年10月3日
- 本棚登録日 : 2021年9月24日
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