はたらく細胞(1) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社 (2015年7月9日発売)
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本棚登録 : 3366
感想 : 202
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体内エンターテイメント!
身体の中でこんな風に細胞ががんばって働いていると思うと、もっと自分の身体を大切にしなきゃ!と思える…かも?!

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同僚さんから貸していただいた漫画。
※1~3巻まで読破時点での感想です。

体内ワールドの細胞キャラが、とにかくかっこいい&かわいくて、しかも画面も非常に見やすくおもしろくて読みやすいです。
バトルものにも見えるし、細胞成長物語にも見えるし、体内的には超ピンチな展開なのにくっと笑えてしまいます。

細胞や身体のしくみについても学べるのですが、勉強マンガとして読むというよりは、読んでいたらなんとなく細胞のことまでわかっちゃったなーという感じです。
つまり桃太郎電鉄で遊んでたら、いつの間にか地理覚えちゃったなーみたいな、あの感覚に近いです。

もし理科や生物の勉強で、人体の仕組みみついてつまずいてしまったら、わからない授業を聞くよりも「はたらく細胞」を授業中黙々と読んでいたほうが、よっぽどタメになるでしょう。
つまんない歴史の授業を聞くよりも、歴史マンガを読んだ方が勉強になっちゃうアレと似ていますね。
そして「はたらく細胞くらいおもしろい授業を期待しています☆」という無言のプレッシャーを先生にかけると、先生の成長にもつながると思います。
先生方も、もし授業中に「はたらく細胞」を読んでいる生徒を見かけたら、自身の授業を内省するとともに、「あの子はマンガを読んで楽しみながら学んでいるんだな、よきよき。わたしもガンバロ。」という風に、次につなげていってくださいね。
←この感想部分は先日読んだ本「校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール」の影響も多大にうけております。あしからず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2021年2月23日
読了日 : 2021年2月20日
本棚登録日 : 2021年2月20日

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