見習い鑑定士の決意と旅立ち-京都寺町三条のホームズ(10) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2018年7月11日発売)
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感想 : 44
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中編や短編で1冊構成の本シリーズにおいて、10巻目となる本巻は、珍しく長編。
というのも今回は、主人公・真城葵とホームズこと鑑定士見習い・家頭清貴のGW初・2人旅行にして、その最中に葵が20歳を迎えるという、記念すべき(?)巻なのだ。

物語の展開上、今まで以上に恋愛色が強いという但し書きが最初に入っていたが、いやいや、この程度では全然…むしろまだもうちょい恋愛要素が濃くてもいいとおもいますよ…という感じだった。

しかし、今回の事件の中で雨宮(過去の事件に関わっていた悪人)が葵に提示した条件が…あまりにも生理的にきつかった…そりゃホームズもガチでお怒りになりますよ…(163〜166ページあたり)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2024年4月18日
読了日 : 2024年4月18日
本棚登録日 : 2024年4月18日

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