翼がなくても

著者 :
  • 双葉社 (2017年1月18日発売)
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本棚登録 : 760
感想 : 131
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この本の中にパラリンピックを目標にする話も出てきます。すごいタイムリーな本です。
前から中山七里さんの本は御子柴礼司シリーズで読んでいるんですが、ここにも出てた。
市ノ瀬沙良は主人公で200mのアスリート。なのに交通事故で左の足を切断。まだ20歳の子なのにかわいそすぎる。しかも事故を起こしたのは隣に住む幼なじみの泰輔くん。彼は高校で引きこもりになり今は隣というだけで付き合いがなくなってしまった子。
沙良は、一度はブチギレて『足を返して、お前なんか死んでしまえ』って言ったりするがあとは何にもならないし足がもとにもどるわけでもない。
それならば前を向いてパラ目指して頑張る。素晴らしい

その前後で泰輔くんが殺されて警察では犬飼さんが出てくるわ役者が揃いすぎ。
あんまり書くとネタバレしてしまうのでここら辺で。
でもパラの大変さもわかって今読んで損はない感じがしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月3日
読了日 : 2021年9月4日
本棚登録日 : 2021年9月3日

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