儀礼関係に詳しい書物というのは珍しい。室町時代との連続性の視点で書かれている。織豊時代というのが室町の儀礼の延長にあることもよくわかる。政治的主体の変更は、文化や伝統を一挙に変えるものではないのが良くわかる。そういう意味でも、わびの茶道の成立はやはり大きな出来事だったのだろう。
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カテゴリ:
中世史
- 感想投稿日 : 2011年7月21日
- 読了日 : 2011年10月14日
- 本棚登録日 : 2011年7月21日
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