色々な作家の時間SFが9作集められている短編集。
「ビブリオ古書堂の事件手帳3」の「たんぽぽ娘」を探していて行き当たった本です。この本には当の「たんぽぽ娘」は載っていないのですが、ロバート・F・ヤングの別の作品が掲載されています。
私はSFにそれほど精通している訳ではないのですけど、時間SFっていうジャンルは好き。ロマンティックなお話しは特に。
今回の9作品のうち、ロバート・F・ヤング以外の作家さんは、聞いた事もなかったのですが、「ロマンティック時間SF傑作選」と名づけられているだけあって、どの作品も「時間」を軸としたロマンティックなお話しで、なかなか楽しめました。
ただ、ちょっと言い回しとか、取っつきにくい作品もあったかな。
9作の中では、
ウィリアム・M・リー 「チャリティのことづて」
ウィルマー・H・シラス 「かえりみれば」
ロバート・F・ヤング 「時が新しかったころ」
が良かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
読書
- 感想投稿日 : 2012年8月9日
- 読了日 : 2012年8月9日
- 本棚登録日 : 2012年8月9日
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