失われた時を求めて(4)――花咲く乙女たちのかげにII (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2012年6月16日発売)
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本棚登録 : 272
感想 : 13
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作中の人物達が、階級というものにいかに囚われていたのかが窺える。まだ読んではいないけど、最後はジルベルトとサン・ルーが一緒になったり、ブルジョアの象徴だったヴェルデュラン夫人が貴族と再婚したりして、徐々に階級の壁が薄れては行くものの、やはり何処かで囚われている概念なのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: フランスの小説
感想投稿日 : 2018年11月1日
読了日 : 2018年10月31日
本棚登録日 : 2018年11月1日

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