リコシリーズ、えげつないけど面白くて、ついつい夜更かししてしまった。
同性愛やトランスジェンダーの人物が多数出てきて、両者の明確な違いもやっとわかった。しかし本書の初版が96年、今ではLGBTが一般に広がったが、その当時はまだまだ知られていなかっただろう。作家の先見の明を感じる。
リコ個人に関しては共感出来ない部分も多々あるし、他のキャラも皆割と好感度が低いけど、なんだろう、ダークな登場人物ゆえに感じる面白さがある。そんな中で私立探偵の麻生はなかなかのナイスキャラ、麻生探偵シリーズが別にあるらしいので、そちらを読んでみたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
柴田よしき
- 感想投稿日 : 2018年9月20日
- 読了日 : 2018年9月20日
- 本棚登録日 : 2018年9月20日
みんなの感想をみる