女性の内面を深く潜っていくような感覚の漫画。
完結巻です。
この巻に収録されている話はどれも素晴らしく、
隔週でこの作品を描き上げた森下先生には、ただただ尊敬の念を抱きます。
物語を締めくくるにふさわしい「おカアさんのいた街」。
サビィが祈る大ゴマは圧巻です。
想うこと、苦しむこと。
生きる道を選択すること。
痛々しいほどにまっすぐなその姿すべてが
サビィの祈りに集約されているのではないでしょうか。
素晴らしい作品だと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月7日
- 読了日 : 2012年8月7日
- 本棚登録日 : 2012年8月7日
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