現代フェミニズムの古典である本著を読んだが、フェミニズムほぼ初心者の自分が読むにはちょい大変だった。
フロイトラカンの精神分析は当然のこと、フーコーやレヴィ=ストロースの著作にも最低限概観だけでも掴んどかないと、バトラーの執拗な語りに追いつくのは大変。
フェミニズムという枠組みでは収めるのは勿体無い、セックスの二元論を超えていくまさに新時代の哲学書かつ、文芸評論等にも通じる多層性が魅力的。
ただバトラーの主張が放射状に広がるせいか、理解するのは相当大変。
期間を空けて再読したいです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月26日
- 読了日 : 2023年10月26日
- 本棚登録日 : 2023年10月26日
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