朝廷崩壊のあとの混乱のなか、曹操は天下統一にむけて独走態勢には
いる。それを阻止する袁紹軍。
揚州の孫策も地の利をいかして力をつけていた。
いっぽう劉備は荊州の劉表のもとに身を寄せ、不遇をかこっていたが、
隆中に若き賢人・諸葛孔明の存在を知り、三顧の礼をもって孔明をむか
える…。
2巻に入っても、争いばっかりで人がどんどん殺されてばかりだし、
特に曹操の残酷さには辟易してしまった。
肝心の劉備は、戦にまけてばっかりであっちについたりこっちについたり
なんだか、途中で挫折しそうになったのだが、諸葛孔明が出てきたら、
俄然面白くなってしまった。
漢王朝を開いた「劉邦」の軍師「張良」と同じように劉備のとって孔明は
三顧の礼ももって迎える値打ちのある人物なのだ。
3巻、4巻もわくわくだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
渡辺仙州
- 感想投稿日 : 2012年6月23日
- 読了日 : 2008年6月28日
- 本棚登録日 : 2008年6月28日
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