読んでいてものすごい違和感と恐怖を覚えた小説。その違和感=居心地の悪さこそが著者の伝えたかったこと?
ディトピア小説、と言ってしまえばそうなのだが、それだけでは終わらない。
今の世界そのものも、一部の富める者が物言わぬ貧困者の上に成り立っているという構造からすれば、まさにこの小説は現実の世界を描写していると言える。
こわいー。
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- 感想投稿日 : 2008年8月12日
- 本棚登録日 : 2008年8月12日
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