西暦2231年。木星前方トロヤ群の小惑星・アキレスに住む
ふたりの少年リュセージとワランキは、終戦後の広場に放置された
宇宙戦艦に忍び込んで閉じ込められてしまう。
いっぽう2014年2月。北アルプス・コロロギ岳の山頂観測所で
太陽観測に従事する天文学者・岳樺百葉のもとには、赤茶けた色の
大根のような形をした巨大な物体が突如あらわれて.....
天空と時空を超えて、二つの時と場所が交差して織り成すファンタジー。
時空と天空が交差する絡みをわかろうとするのには
頭の中がぐるぐるになっちゃいましたけど(笑)
リュセージとワランキの二人の少年の、逆境にもめげずプラス思考で
前向きに立ち向かおうとするテンポのいい軽妙な掛け合いは
心地よくて楽しくて好きでした。
カイヤクがとらわれてしまった楔は、いったいどんだけ長いのかしら???
想像できるようなできないような.....不思議な不思議な大根です。(笑)
みんな前向きで一生懸命なのがいい♪
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年11月27日
- 読了日 : 2016年11月15日
- 本棚登録日 : 2016年11月18日
みんなの感想をみる