24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力

著者 :
  • アスコム (2022年12月16日発売)
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人は平等に与えられている24時間があって、その時間の使い方を悔いなく送れているのか?と今一度考えることができた。
人は過去や未来に生きることはできない。
心が過去や未来に飛んでしまうことはあるけど、自分が生きている「今」を一生懸命生きないことには、
悔いのない人生なんておくれない。
時間とは自分の生きている時間そのものなので、
つまり、生まれた時点で「死」へのカウントダウンは確実に始まっているわけなので、
やっぱり「時間」というのはとてつもなく貴重で価値のあるものだ。
人生はその瞬間、その瞬間の積み重ねなので、いかにその瞬間の「今」に集中して生きれているかが大切なんだ。
自分の中の価値基準をしっかりと持って、
周りの価値基準、常識、当たり前、同調圧力などに振り回されることなく、
自分の基準に従って選択、決断、行動して、
必要であればその都度軌道修正し、
自分が気分よく過ごせる一日を過ごしていく。
結果はどうであれ、
「自己決定」の積み重ねが幸福度を左右する。
自己決定とその結果の責任を取れるということは、自分の人生を生きるという意味でも幸せなことだ。
あと、実体験で、
不安や心配な気持ちに囚われている時、時間が経つとさっきまでの不安や心配がどこかに消えていることがよくあった私は、
その時に「気持ちは時間が経てば忘れる」ということを再確認した。
それをあえて再確認することで、また再びいらぬ気持ちに心が囚われている時に自分の心に「時間が経てば必ず忘れる、心は軽くなる」と声をかけることができる。
自分の心の状態を常に観察すること、そしてその後の経過も観察しておくことは非常に大切だと思った。
あと、その瞬間を集中するために、
なにかに気を取られている時に気分を変えるヒントで、
「頭のタッピング」や「モヤモヤを言語化する」、「不安を興奮しているという言葉に置き換える」「外発的、内発的、モチベーションはどこからきているのか?」「1日の振り返り後、自分の気持ちを見つめ直し、自分にとっての優先順位を決める」「もし〜ならば〜するといったプランA、プランBを考えておく」など、
一日のなかで大切な時間を感情に支配されないためにも有効な手段を色々と学ぶことができてよかった!
時間を大切に、自分で自己決定し、責任を持って、気分の良い時間を沢山過ごし、自分の人生を生き切りたいな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月18日
読了日 : 2024年3月18日
本棚登録日 : 2024年3月18日

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