文藝百物語

著者 :
制作 : 東雅夫 
  • KADOKAWA (2001年9月1日発売)
3.56
  • (14)
  • (13)
  • (30)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 150
感想 : 19
4

【目次】
第一限
死での身支度/間に合わない!/電話の声/死神の絵/チャルメラの音が/笑い声がついてくる/清滝で日が暮れて/お坊さんが車内を/一つ目の坊主,河童の写真/カマイタチ
第二限
追いかけられて/神社の傀儡師/殺された男の霊が/ハッと思うと窓際に/露天風呂の先客/明かりを貸してください/夜中に「おい」/仏像徘徊/嫉妬するマネキン
第三限
お婆ちゃんの人形/人形と少女/三角屋敷の怪/踊り廻る犬/鬼伝説の山で/猫を焼く/薔薇のさざめき/ガーベラの精/誕生日の薔薇/お見舞いの薔薇
第四限
たんころりん/うばたま/丑の刻参りの女/無駄だよ/看護婦さん,いたいよぉ/よくあることやから/出入りの激しい病室/不思議な子供/ゾッとする病室/三人目
第五限
霊安室に呼ばれて/誰かがエレベーターに/エレベータの隅に/オフィスの怪談/放送局の怪談/ああ,やっぱりいた/クローゼットの中に/ベトナム心霊ツアー/起きろ! ガチャッ/軍人の夢
第六限
Kは恐怖のK/続・Kは恐怖のK/深夜のホテルで/穿鑿好きな紐/加賀の化銀杏/海辺の宿で/宿坊の一夜/ちょうだい/取り憑かれて/のっぺらぼう
第七限
テレビ画面を横切る影/白い胎児の影/心霊写真と少女/全校生徒が合掌して/幽霊トンネルの写真/壁に,顔が/壁の顔をなぞる/現実が小説を模倣する話/窓の割れ目から・奈良のオシラサマの話
第八限
追ってくるもの/お稲荷さんの霊威/取り憑かれた姉/悪い家/次の番/足首に蛇が/繰り返す『四谷怪談』/近づく速度/私にも聞かせて/百物語のテープ
第九限釣りの怪談/夜の奥の院/落とした話/ベッドの下でパタパタパタ/目を開けると/先輩の鳩/鳩の来る窓/証拠を見せてくれ/自分と違う影が/自分の顔最終限見知らぬ自分/心霊写真の私/宮城の蒲団の話/白蛇の化石/古墳で拾った石/浄瑠璃寺へ/原爆公園で/六本木の寂しさ/神棚の顔
百話目に代えて
百物語の霊たち/怪談好きと『百物語』/出るか出ないか,あるいは出たか/結界内の愉楽/冥界に遊ぶ夜/結局,何もおこらなかったのである……。/夜明けの女神たち/百一番目の恐怖
特別寄稿
何……か……(竹河聖)

編者付記(東雅夫)
文庫版あとがき(東雅夫)
解説(小池荘彦)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年1月12日
本棚登録日 : 2009年1月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする