「文章は息をするように書く」。これは黒田清が生涯貫いたスタイルだった。有須氏が最後に「わかった気がする」という言葉のように、読み進めるうちに自然と息が合っていくようだった。まるで一つ一つが呼吸するように黒田清という人物に魅了されてしまった。格好いい、という言葉では表現できない程格好いい。この一言に尽きると思う。久しぶりにワクワクした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年2月10日
- 読了日 : 2012年2月10日
- 本棚登録日 : 2012年1月29日
みんなの感想をみる