ピーターは逃れられぬ死を受け入れることにより超越者になりえたはずなのにMJのメフィストとの契約により“原罪”を犯してしまう。
聖書における“失楽園”をヤスパース由来の実存主義になぞらえて描いた衝撃作という感じなのだろうか。
[スパイダーマン:ブランニュー・デイ]というシリーズへの転換に当たるブリッジエピソードらしいのでテコ入れするための壮大な詭弁要員的な作品なのかもしれないが、これまでのアメイジングスパイダーマンシリーズを『神が創った“楽園”だった』という解釈で描いた点では誠実さがある詭弁なのでは?という感想を私なりの詭弁としてここに残したいと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アメコミ
- 感想投稿日 : 2019年7月15日
- 読了日 : 2019年7月15日
- 本棚登録日 : 2019年7月15日
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