辻仁成好きとして何度も読み返してる20年来(近く)の愛読書。いまの年齢になって読めば、30前後の若い男女4人の未熟さに端を発する愛憎劇かなとは思う。タイトルどおり香りに関する表現が緻密で、これらの香りを自分もかいでみたい!と思わせる。これが人間関係のスパイスとなっているところにこの作品の価値があると思う。もともと読み始めたのはテレビ朝日でドラマ化された作品を見てから。当時大学生、あのドラマは毎週ぶっ飛んだ演出をしていて、ほんとおもしろかったんだよなぁ。なぜ円盤化されてないのか疑問。堺雅人主演作品、ぜひ世に広めたかった
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年11月29日
- 読了日 : 2020年11月7日
- 本棚登録日 : 2020年10月23日
みんなの感想をみる