中村仲蔵の波乱万丈の人生。
芝居に、踊りに生きた人生。
挫折しそうになっても、「芸があの子を見捨てない」の言葉通り、叩き込まれた芸が仲蔵を助けてくれる。
七両役者から千両役者へのサクセスストーリーなわけだけれども、一心に芸を求めた男の物語、人の一生の儚さとか脆さとかも含めて、最後は無常観に尽きた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2017年4月2日
- 読了日 : 2017年3月31日
- 本棚登録日 : 2017年4月2日
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