ぐるんぱのようちえん

著者 :
  • 福音館書店 (1966年12月15日発売)
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本棚登録 : 5845
感想 : 428
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大型絵本のぐるんぱ、読み聞かせでききました。懐かしい。ぐるんぱのために作られた大きなサイズのものが子どもたちのための楽しいものに。
最初のページでは寂しそうで汚れていたぐるんぱがたくさんの子供たちに囲まれて生き生きと幸せそう。

「もう けっこう」
ビスケット屋さんにもお皿作り屋さんにも靴屋さんにも断られて仕事探しに頑張ってるぐるんぱ。
努力が報われない悲しさ。
一生懸命努力しているけれど、自分にこの仕事は合っているのか悩む事はよくあることです。
ぐるんぱは落ち込みます。

でも、ぐるんぱを必要としている人がいたのです。
ずいぶん昔の絵本だけど、とても前向きになれる素敵なお仕事探し、自分探しの絵本です。

自分の居場所探しの本だったんだなぁと改めて気づきました。環境で生き方が変わるんだなあと。そんな気づきの絵本になるのかなあと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2022年3月12日
読了日 : 2022年3月12日
本棚登録日 : 2022年3月12日

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