神々の山嶺 下 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2000年8月18日発売)
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本棚登録 : 2295
感想 : 265
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普通に生活していると、すぐそばにある死は感じない。しかし、ヒマラヤはちょっとのミスと運で命が奪われてしまう場所だ。
この小説を読んでいるとそんな疑似体験ができる気がする。ただ、怖いことばかりではなくヒマラヤの荘厳な姿も目に見えてくるようだ。
昔、登ったことのある北アルプスのことを思い出した。
強いけれどさわやかな風か吹いている。
羽生は言葉通り山になってしまった。
多分、最後には自分を許せたのだと思いたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年5月13日
読了日 : 2014年5月13日
本棚登録日 : 2014年5月13日

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