普通に生活していると、すぐそばにある死は感じない。しかし、ヒマラヤはちょっとのミスと運で命が奪われてしまう場所だ。
この小説を読んでいるとそんな疑似体験ができる気がする。ただ、怖いことばかりではなくヒマラヤの荘厳な姿も目に見えてくるようだ。
昔、登ったことのある北アルプスのことを思い出した。
強いけれどさわやかな風か吹いている。
羽生は言葉通り山になってしまった。
多分、最後には自分を許せたのだと思いたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年5月13日
- 読了日 : 2014年5月13日
- 本棚登録日 : 2014年5月13日
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