昭和24年、終戦から4年後の名古屋が舞台。昭和12年を舞台とした『深夜の博覧会』のシリーズとしては続編だが、直接の関係はほとんどない。復興半ばで、まだ不自由なことも多い時代。進駐軍の命令でいきなり男女共学が導入され、高校3年生だけを一緒に過ごすことになった主人公たち。夏休みの旅行先で遭遇した密室殺人。戦争で人生を変えられた若者もいれば、いまだに戦後に対応できない大人たちもいる。前作と共通する登場人物もいるので、もう一度読み直したい気もするが、すでに昭和36年の物語も出ているので、そちらも早く読みたい。
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- 感想投稿日 : 2022年6月23日
- 読了日 : 2022年6月23日
- 本棚登録日 : 2022年6月23日
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