オープンダイアローグの理論的な柱はいくつかありますが、もっとも重要な位置を占めるのはグレゴリー・ベイトソンのダブルバインド理論です。さらにはベイトソンの影響下で家族療法を発展させたイタリア・ミラノ派の手法も援用されています。ただし、オープンダイアローグの技法は、患者や家族を問題をかかえた存在として対象化しつつ、診療室を中心として行われてきた家族療法の手法的限界を乗り越えるために開発されたという出自があります。
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- 感想投稿日 : 2017年11月5日
- 本棚登録日 : 2017年11月5日
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