このシリーズを読みながらいつも思うのは、どうせつくならこのくらいの大嘘をついたほうがフィクションとしては面白い、ということだ。話がどんどんと大きくなってきており、収束する気配すらないが、なんとなくワクワクするし、読んでいてお決まりのパターンだが面白い。歴史的事実の間をこつこつとフィクションで埋めていきながら歴史の裏側を描いてみせる、そんな小説も面白いが、ここまでの大法螺は爽快感があって気持ちがいい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2013年6月25日
- 読了日 : 2013年6月25日
- 本棚登録日 : 2013年6月25日
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