モリのアサガオ2

著者 :
  • 電書バト (2023年9月22日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 2
5

 深く反省していたりふてぶてしく開き直っていたり、そもそも何の罪悪感も抱いていないように見えたり、いろんな死刑囚がいるなにわ拘置所。
 各人の犯した事件の顛末も詳細に描きこまれており、社会派ミステリーとしても秀逸な本作。
 両親の仇討ちを果たしてスター的存在となっている殺人犯・渡瀬の裁判も着々と進んでいくが、彼と主人公の看守・及川とのコンタクトの機会はなかなか訪れぬまま。二人の間にその後ふかく結ばれることになる関係は、冒頭からかなり期待をもたせるように煽られ続けている。
 
 にしても、ほんと独特な絵柄。
 モズだかスズメだかよく分かんないスズメ(>_<)
 犬だか猫だかよく分かんない猫(>_<)
(以下続刊)
2021/07/05
#2130

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年7月5日
読了日 : 2021年7月5日
本棚登録日 : 2021年6月30日

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