対立する意見を持っていても、相手の意見を聴いた上でその対論を述べることの重要さと、面白さを改めて教えてくれる一冊。
橋下徹は、やろうとすることに賛否はあるだろうけど、やり方は基本的にフェアであろうとする。
木村草太は軸足を現行憲法に置くことを前提としているけど、「現行憲法をただ変えなければ良い」という姿勢ではない。
こういう議論を、積み重ねて行けば良いと思う。
同じ意見の人ばかり集めたり、互いの意見は関係なしに自分の意見だけを言いっぱなしの討論番組や報道番組より、結論は出なくたって良いから、ちゃんとした議論を見せてくれないと、僕みたいな奴には、政策や法律の是非なんて、判断できないんだからさ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2019年10月5日
- 読了日 : 2019年10月5日
- 本棚登録日 : 2019年10月5日
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