社員の7割が知的障がい者というチョークメーカーの日本理化学工業のノンフィクション。
いわゆる社会貢献献企業の活動記録かと思ってしまうが、どうしてどうして。
企業として存続ために利益も追求し、業界トップメーカーに上り詰め、更には画期的な新製品で新たな市場開拓にも成功、それでいて働いている障がい者は会社に無くてはならない存在だという。
なんか夢物語のような内容だが全て本当のお話。
経営者、健常者の社員、障がい者の社員とその家族。彼らにそれぞれ丁寧なインタビューをしてまとめられた内容に感動してしまった。正直に言うと泣いてしまったのであった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2022年1月24日
- 読了日 : 2020年1月12日
- 本棚登録日 : 2020年1月12日
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