現代医学に残された七つの謎―研究者の挑戦を拒み続ける人体の神秘 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2009年9月18日発売)
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プラシーボ効果という言葉を初めて知った。捏ねた小麦粉でも信じて飲めば病気は治ると聞いたし、病は気からとも言う。禁煙薬チャンピックスの説明書にも、二重盲検試験でのプラシーボ効果30%以上と書いてあった。医薬メーカーの開発で薬効テストの治療率が40%以下では新薬開発は却下されるらしい。
DNAですべてが決まるわけではない。DNAはアミノ酸配列を決めるだけ。そもそもわれわれの体はたんぱく質だけでできているのではない。なるほど。ヒトのDNA塩基数は約30億。アメーバは約7000億、エンドウ・トウモロコシは50億。不思議だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 化学・医学
感想投稿日 : 2011年10月29日
読了日 : 2010年7月4日
本棚登録日 : 2011年10月29日

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