動物と人間の世界認識

著者 :
  • 筑摩書房 (2003年12月11日発売)
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本棚登録 : 115
感想 : 16
5

非常に面白い内容。
イリュージョンなしには世界はみえない。
人間と人間以外の動物の違い、
そして、動物と植物の違い。
動物行動学者らしい見解である。
古典や輪廻転生の世界感まで話が広げてあり、非常に興味深い内容だった。

やっぱり、ローレンツと同じ感じだなあ。
動物行動学者という人間は面白い。

【メモ】
・ユクスキュル、クリサート「動物と人間の環世界をめぐる散策」(邦題「生物から見た世界」)
・岸田秀「唯幻論」
・ヒューマン・ホワイト、インセクト・ホワイト
・リチャード・ドーキンソン「利己的な遺伝子」
・ダーウィン適応度
・日高敏隆「利己としての死」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年5月25日
読了日 : 2012年5月25日
本棚登録日 : 2012年5月9日

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