戦争という見世物: 日清戦争祝捷大会潜入記 (叢書・知を究める 2)

著者 :
  • ミネルヴァ書房 (2013年11月20日発売)
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感想 : 4
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日清戦争中、上野で挙行された祝捷会場の様子
著者は「見世物研究の第一人者」ということで、このイベントを通じて、まだ貧しく発展途上の東京の姿がディティールも含めて詳しく書かれる。
会場で提供された弁当が、冬とはいえ冷蔵庫がない時代に一昨日焚いた飯とはね…
(さすがに不評だったそうです)

話題のテーマが
・見世物というイベント
・東京の都市文化
・戦争そのもの
と内容が飛びがちで、まとまりに欠ける感じもした。

図書館蔵書

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2016年9月4日
読了日 : 2016年9月4日
本棚登録日 : 2016年9月4日

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