那須さんはエアガン武装するドラゴン部隊をただの危険な遊びをする集団としては描いていない。リーダーの中学生は面倒見が良いと親たちには認識されているし、共働きで孤食になる子供たちが集まって昼食を食べる場になっているという側面もあるのだ。しかし、「銃には銃を」といかず、知能戦=忍者というスタイルを選ぶのがズッコケであり、痛快な面白さを生む。
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カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2005年8月31日
- 本棚登録日 : 2005年8月31日
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