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- Amazon.co.jp ・洋書 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9780060513184
感想・レビュー・書評
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YL1.6-2.0 語数1701w 1880年のコロラド州の大草原。Noahという少年は両親を手伝って農作業や家畜の世話をする生活を送っている。ある日、遠く離れて住むおばが家にやって来た。
読み書きができない両親の願いもあって、Noahに勉強を教えることに。Noahは今の暮らしに何の役に立つのかと乗り気ではなく、いつもの仕事に逃げてばかり。
「字を覚えて本が読めたって」と否定的な少年が、気長に接するおばのおかげで少しずつ心変わりをしていく様子が染み入ってきて、読後感がよかった。
諦めかけたおばさんが机の上だけで教えようとしてもダメだとNoahと大草原に出て行って、本に書いてある花や星座の知識を教えたり、読むことの大切さを上手に導いていく。
二人の手書きの手紙が感動的。
学びの場に恵まれない子供たちに、素敵な先生とこんなふうに出会って勉強したい気持ちが芽生えてほしいと願う。
自分が本を読めて好きだということに感謝したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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