Seven Kisses in a Row (Charlotte Zolotow Books (Paperback))
- HarperCollins (2002年1月22日発売)
本棚登録 : 7人
感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9780064402316
感想・レビュー・書評
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YL3.0-4.0 語数7890w 8歳のEmmaと兄のZacharyの所に、両親が5日間留守の間、叔母と叔父の夫婦がやって来ました。最初の朝、二人ともまだ起きてきません。朝食にいつも食べてるグレープフルーツは? 習慣になっているキスはお兄ちゃんがしてくれたけど、子供のことはよくわからない叔父さんたち。やることすべてが両親とは違っていて、いったいどうなるんだろう…。
両親とやり方が違うことに対して衝突したりするのかなと思いましたが、全編を通して温かい空気が流れる、いいお話でした。叔父さん叔母さん夫婦はどこかファンキーな感じで、兄妹もけっこう素直。「寂しいって言えばよかったのに」と妹を助け、時には手を貸さずに見守ったりする優しいお兄ちゃん。
叔母さんのお腹に赤ちゃんがいたり、そうは見えない叔父さんがすごくロマンチストだったり。どのエピソードも好きだけど、後半でEmmaが外のテントで寝たいと言い出す章から最後までの3章がgood。向こうの児童書に時々出てくる、庭に広げたテントにみんなでもぐりこむ場面って、なんだかいい。両親とでなくてもアットホームな雰囲気が、心に残った。
(それにしても表紙の少女は中のイラストと結びつかない。飼っているのも犬だし…。別の人が描いたのだろうか??)
邦題『七つのキスと三つのきまり』詳細をみるコメント0件をすべて表示
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