The Sword and the Circle: King Arthur and the Knights of the Round Table
- Puffin Books (1994年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9780140371499
感想・レビュー・書評
-
王を助けるもの、守るものといえばこの本かなぁ?と。
ファンタジー関係の本や映画などに強い影響を与えてるお話ですね。
サトクリフのこの本、キング・アーサーが剣を抜いた所で投げてしまったんですよね…
なんだか私は読みにくく感じます。
でもサトクリフ版大人気!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アーサー王と円卓の騎士達が、騎士道精神を発揮して活躍する冒険物語。強きを挫き弱きを守る、男に二言はない、か弱い乙女の味方。という人たち。一筋縄ではいかない話が増えて、だんだん面白くなる。
ワシントンスクエアパークにグランドピアノを置いて(スピーカでないから違法ではないのだろうか)、リストのトリスタンとイゾルデを演奏していた人がいたので読んでみました。夏だし冒険ものが読みたかったので、山田南平さんおすすめのサトクリフ版で。
気に入っているのは明るくて楽しいKitchen Knightの章。助けてもらうはずの乙女の態度が悪くて笑えました。そしてトリスタンとイゾルデ。愛しているとは相手に生きていてほしいと願うこと。個人的にそれは願う側のエゴのようで懐疑的になっていましたが、一つの真理かもしれない。ちょうどcarnival rawを観ていたのもあって印象的でした。王子様を殺して生き延びるくらいなら海の泡になる。本気でそう思えるのが愛なんだろうか。
ただ、この表紙は恥ずかしい。持ち歩けない。電車や洗濯屋で開けない。子ども向けの本ってどうしてこう表紙が微妙なのだろう。 -
サトクリフ アーサー王三部作