Everything is Illuminated

著者 : JonathanSafran Foer

• Penguin (2003年6月5日発売)

感想・レビュー・書評

[johnnycakeさんの感想 · 2017年1月30日]

ウクライナのユダヤ人村を舞台に１８世紀の馬車の事故から第二次大戦のユダヤ人狩りまでを現代のユダヤ系アメリカ人青年のJohnathanが物語にする。その物語と、Johnathanのウクライナ訪問の様子、その際に通訳をしたウクライナ人青年AlexがJohnathanに宛てた手紙が交差する物語。書簡部分がウクライナ英語とも言うべき変な英語で、読んでいて笑えるのだが、内容は特に後半かなりシビアで、読んでいて目をそむけたくなる部分も。