- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 8601404208522
感想・レビュー・書評
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ネトフリ見てから読んだ。小説の方がグロくなくて読みやすい。
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洋書読書2冊目。
Netflixドラマ「13の理由」の原作。ドラマは不適切なシーンはカットされてしまうが、こちらの原作の方は言葉で繊細に表現しているので、情景がありありと伝わった。本の方がかなりリアルで生々しく感じたが、こちらの方が好き。
「メモ」
1ページに未知の単語・イディオムは3.4個ほど。スムーズに読めた。けど、結構分厚くて、ゆっくり読んでたら半年くらいかかってた笑
Lexile指数 HL550L
ATOS Book Level: 3.9 -
あらすじ
Clay Jensenはある日、自分の家の玄関先で小包を見つける。
小包の中には、7本のカセットテープが入っており、
先日自殺した女の子、Hannah Bakerの肉声が録音されていた。
そして、彼女は衝撃的な内容を告げる。
このテープが送られた相手は、何らかの形で、自分の死に関わっていると…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
久しぶりに、本の方から“呼ばれた”本です(爆
自殺ものって、YAでは多かったりしますが、
元々あまり好きではないんですよね(苦笑
自分が中学生・高校生ぐらいの時は、痛々しくて読みませんでした…。
やっと心を落ち着けて読めるようになったのは、ここ最近だと思います。
主人公…っというか、テープを聞く役割を果たすClay Jensenは、
密かにHannahに片思いしていた男の子。
そのため、彼女からテープが届き、
自分も彼女の自殺に関わっていると聞かされた時、動揺します。
Hannahに思いを寄せつつも、ほとんど彼女との接点を持てなかった彼が
どう関わっているのか、ストーリーはミステリーっぽく進んでいきます。
Hannahの話を聞いていると、
一つ一つの出来事は、たいしたことのないように感じるんですよね。
それだけだったら、無視すれば良かったんじゃないかって思うんですけど、
些細なことが、その他の人やその人の行動、彼女に対する接し方、
全てに影響を与えて、雪だるま式に嫌がらせが増えていく…
死を選ぶ理由は、突発的でも一つでもなくて、“全て”なのかもしれません。
それでも、Hannah自身が語っていますが、
彼女なりに根も葉もない噂などを払拭し、
本当の自分を理解してもらおうと努力して、
何度も他人にチャンスを与えて、相手を信じようと頑張るんですが、
その努力は、全て彼女が恐れていた方向に進んでしまいます。
あまり上手く感想が書けないんですが、
読了後の心境としては、“混乱”でしょうか…。
何というか、時々すりガラス越しに見ているような感じで、
どうも彼女の気持ちに寄り添ってあげられなかったんですよね;
英語的には難しくはないんですけど、
内容的にもちゃんと理解するには時間がかかるのかもしれません。
あと、テープから流れるHannahの言葉と、Clayの言葉が交互に書かれるので
彼女の言葉はイタリック体になっていますが、時々こんがらがります;
評価しにくいので、
☆は付けないことにしました。 -
自殺した少年と少女の話