Superfudge

著者 : JudyBlume

• Puffin Books (2007年4月5日発売)

感想・レビュー・書評

[sallieさんの感想 · 2010年11月21日]

○あらすじ
ニューヨークに家族と住む小学五年生のPeter。
ある日彼は、両親から赤ちゃんができたと聞かされます。
四歳の弟Fudgeの存在だけでも十二分に手を焼かされている彼は、
Fudgeがもう一人増えるのかと不安になります。
その上、家族そろって一年間ニュージャージーに引っ越すことになって…。
（あらすじは参考程度にお願いします。）

☆感想☆
最初は、淡々とストーリーが進むだけだったんですが、
途中から面白くなってきて、約100ページを一気読みしてしまいました（爆

あらすじを読むと、
「あのシリーズにもこんな出来事あったよねｗ」
っと思ってしまうのは私だけでしょうか（爆
（同じく妹／姉のことで悩むシリーズですｗ）

一巻では、まだ赤ちゃんだったFudgeもちょっと大きくなって、
色々としゃべるようになりました…。
それがまた小悪魔的で（苦笑
ついでに、同年齢の子に比べると頭が良かったりします；；
彼は一人で悶々と悩むタイプじゃありません…
新しい赤ちゃんが嫌いならば、とにかく態度で出るｗ
赤ちゃんを景品と交換しようとしたり、誰かに売りつけようとしたり…
反対にお兄ちゃんのPeterは、
口では色々言いつつも、結局は大胆な行動に出れずにいます…。
Fudgeに迷惑をかけられっぱなしのPeterだけど、
家族の中で一番Fudgeの扱いが上手かったりもするんですｗ
彼の巧みな技にいつも感心させられます（爆

Peterにとっては、変化に戸惑う一年を描いた一冊です。
赤ちゃん、新しい学校、友達、ちょっとしたロマンスもあったり☆
Fudgeは、行動も言動も凄いとしか言いようがありませんｗ
読んでいて、コメディを見ているかのようｗｗ
前巻より面白かったです☆

私的に、Fudgeの友達Danielが気になる（爆
もう彼が登場することはないのかなぁ？ｗ