My Sister's Keeper

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  • Amazon.co.jp ・洋書
  • / ISBN・EAN: 9780340918623

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めてから最後まで、私は一貫してAnnaに肩入れしていた。
    裁判を起こすって、こんなの裁判もなにもないだろうって思っていた。
    いくら子どもだと言ったって、親が「腎臓を提供しろ」って強制できるわけ無いでしょ?

    子どもは判断できない、っていうのなら、子どもからの生体臓器移植は全面的に禁止すべきだ。たとえその子どもが同意したとしても。

    私としては、大人たちの方はどうでもいいから、AnnaとKateの気持ちについてもっと丁寧に描いて欲しかった。
    一番良かったのは、Kateの初恋の部分。かわいそうだったけど、美しかった。

    結末は・・・・・
    思わず「ええええっ!?」と叫んでしまった。それはないでしょう?!あんまりでしょ?!

  • フィンランドの飛行場で購入した本のうちの1冊。難病を抱えた娘を救うために、骨髄が適合する子を作り、もう1人子供を産んだ両親。産まれた子は、お姉さんの病気を救うために赤ちゃんの頃から無理な手術を何度も受けさせられるが、やがて人権侵害を理由に両親を相手に訴訟を提起してしまう。ちなみに、難病の娘と訴訟を提起する妹の間には、もう一人男の子の兄弟がいて、その子は、消防士の父親の気を引きたくて放火を繰り返している。そして、いざ娘が訴訟を提起してみたら、母親は弁護士で、自分を弁護することがわかる。。。という無理無理なストーリー設定で、まだまだ「嘘でしょ」という設定が出てくるけど、飽きさせない展開ではある。たまには、こういうのもいい。

  • name is better thanわたしのなかのあなた

  • 絶賛また絶賛です!!!すべてにおいてパーフェクトな物語。ストーリーはいろいろなどんでん返しがあり、最初から最後まで退屈しません。過去と現在、そしてそれを語る人物も入れ替わるので出来事をいろいろな視点からみることができます。しかし、ジョディ・ピコーが優れている点はなんといっても登場人物たちの心理描写。いままで私の読んだ作家の中で飛びぬけていい。一人一人の登場人物は存在感があり、出来上がっている。

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