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- Amazon.co.jp ・洋書 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9780425204207
感想・レビュー・書評
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やっとル・ガルーから離れてまともな検死官らしい話になりました。それでもまだまだ初期の頃の緊張感はないのだが。脇役の背景などの突込みが中途半端で、煮え切らない感じ。前回不評だったのか、章立ては少しまともになって読みやすくなった。
ベントンとケイの関係がやはりギクシャクしてしまったのはよくわかるが、何でだろうと思っているうちにあれは結局うまくいったのか? ルーシーのプライベートも色々と状況説明をしつつも、何が彼女に踏ん切りをつけさせたのかわからないままきりがつく。読解力がない?
犯人はかわいそうである。一度沈んだものはというか、生まれた時から沈みっぱなしともいえるけど、浮かび上がることはない、という…。この辺、“生まれ”がものを言うヴァージニア育ちという感じがする。リタ・マエ・ブラウンと共通している? 現役引退できる年齢に近づいてきたケイ、これからどうするんだろう。まぁ、アメリカでは90過ぎても現役でいようと思えばいられるけれど、50くらいでもう引退する人もいるし、お金には困らないだろうし。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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