- Amazon.co.jp ・洋書 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9780440864158
感想・レビュー・書評
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語数:36,000
さすがJaquline Wilson, 話の展開が複雑でした。
Jadeの憧れで親友だったVickyが、一緒に帰宅途中に事故で亡くなってしまう所から話は始まります。ティーンの女の子同士の、友情物語というよりも、ドロドロした関係が描写され、最後まで、死後に現れたVickeyが幽霊なのか、Jadeの妄想の産物か読者の判断にゆだねられます。最後の1ページまでどんな終わり方になるのかドキドキしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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読了:2013/10/7
36000
こわっ、重っ、というのが読後すぐの感想。
本当の幽霊と思わせておいて実はJadeの心の内にあったVickyへの恐怖感、理不尽な扱いへの怒り、死の原因を作ってしまったという罪悪感が形作った幻の…と思わせといて、あのラスト。
Vicky は消えて、Jade は立ち直って、めでたしめでたし…にしないところが Jacqueline Wilson らしい、と思った。
とはいえ、Sam との交流ももうちょっと見たかったなぁ。 -
ヴィッキーとジェードは親友。 いつもくっついていて、そんな女の子同士のあつ〜〜〜い友情で結ばれた二人です。 ヴィキーが突然の事故で死んでしまいますが、ゴーストとなってジェードの前に現れます。 ヴィッキーがいなければ何もできなかったジェードが立ち直っていく姿は心の傷を受けた子にとっては励みになります。 そして死んでしまったヴィッキーは孤独を味わうのです。 ヴィッキーの孤独はもしかしたらいじめられて無視されてる子と重なるのかな〜、と思いながら読みました。
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未読です。