邦訳の出た本の紹介を読んで、読みたいと思った。原書が英語だと判って、当時住んでいたモントリオールの図書館にとんで行った。書架にある本は、とても分厚いは、字は小さいは、行間も詰まってるはで1000頁近い。私の、中二の春におちこぼれた英語で読めるかしらと躊躇した。ずいぶん迷ったあげくに借りた。無料だもの、読めなかったら返せばよい。
図書館の貸し出し期間内に到底読みきれず、買ってしまった。中間の第一部終了までは長くて投げ出そうかと思ったが、第二部は先が知りたくて止まらず、果ては徹夜すること数回、とうとう最後まで読み終えた。ちゅうがくえいご ばんざい!
勢いで映像作品も見た。そちらはそちらで面白かった。